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武蔵野を中心に東京探訪日記 since 2006

武蔵小金井ー吉祥寺や旅先を探訪する日記です。

国立天文台を巡る@天体・天文

Category天体・天文(三鷹市)
本日オリオン座流星群が一番観える日(2009.10.22)ですが、前回に続いて今週土曜日(2009.10.24)に三鷹・星と宇宙の日が行なわれる国立天文台三鷹キャンパスの内部を散策(ここは探訪というべきですね笑)した時のことを少し。

天文台の敷地内は、一般の人でも見学することができます。(一部研究棟は立ち入り禁止)
しかも以前より見学できる場所も増えました。

事前予約はいりません。当日窓口で受付をしてもらって天文台内部を散策していきます。

この日はカメラを持って思いついたままに巡ってみました。
大正期から昭和にかけて建てられた建築群が広い緑豊かな園内に点在しています。
その建築様式は多彩です。

まずはアインシュタイン塔(太陽分光写真儀室)
木立の中を進むとその奥に現れます。

天文台 - アインシュタイン



アインシュタインの相対性理論の検証をおもな目的とするために建てられた建物です。
ベルリンにあるアインシュタイン塔と機能は同じで外観も少しの違いはあっても似通っているそうです。国登録有形文化財です。
塔全体が望遠鏡の筒の役割を果たしていて太陽のスペクトルを分け、黒点、爆発などを観測していた建物です。外壁は茶色のスクラッチタイル使用。
内部は今は入ることができません。

天文台 - アインシュタイン造り



入り口から続く階段の意匠。お気に入りです。
望遠塔の中にぜひ入ってみたかったです。

周囲に南国の樹木が植えられているところもいいですね。
(荒俣 宏著書の「異都発掘―新東京物語」とかもお気に入りの本です。)


大赤道儀室(天文台歴史館)

内部は天文台歴史館になっています。中には明治時代最古の望遠鏡も所蔵されています。
この建物自体も大きいですが。内部の望遠鏡の大きさに驚かされます。
1988年まで観測に使用されていた焦点距離10メートルに及ぶ日本最大の65センチ赤道儀室屈折望遠鏡が展示されています。こちらも国登録有形文化財です。

天文台 - 04

DSCF3367.jpg

見上げる程です。



内部には、望遠鏡の他に天文台のこれまでの歴史や古い計算機などが展示されています。静かな空間です。

*第一赤道儀室は以前、太陽のプロミスを観測させていただいたんですが
今回は廻れませんでした。残念です。また今度には!

旧図書館

今回はじめて観ることが出来ました。
こちらもアインシュタイン塔と同じでスクラッチタイルを使用しています。
レンガを焼く前の柔らかい状態にひっかき傷を入れ表面を均一でない状態で仕上げる手法だそうです。

天文台 - 14

色合いがいいですね。





ゴーチェ子午環

半円型のボールト状をした屋根を持っています。

天文台 - 子午線外観


内部のゴーチェ子午環は明治36年(1903年)にフランスで作られたものを当時約二万円で購入したそうです。
子午線上で天体の精密な位置を観測するためのものです。月や惑星、恒星の位置の観測に使われました。

天文台 - 29

天文台 - 30



レプソルド子午儀室(子午儀資料室)
ゴシック様式の影響も見られるが幾何学的形態の装飾などセッション建築の影響も見られる。

レプソルド子午儀で惑星や主要小惑星の赤経観測が行なわれていた。

天文台子午儀資料館外観 - 17

天文台子午儀資料館内部- 17

天文台子午儀資料館造り- 17


ここの意匠が好きです。
近寄づいてじっくり見ると少しづつ入ってるっていうかんじの。
上の写真以外にも細部を撮影しまくってきました。


自動光電子午環


自動光電子午環は、天体の精密位置観測に使っていた観測施設で、1982年に建設されました。1984年から観測に使用されました。観測結果をまとめた数々の星表は、銀河回転や太陽系天体の運動の解明など、天文学の様々な研究に役立ちました。
ドームの南北にある窪地の中には、地上基準点である「子午線標」があります。

天文台 - 太陽外観

天文台 - 太陽内部

天文台 - 太陽

天文台 - ジンチョウゲ


すごく広い空間です。
沈丁花の香りもしてきて夕暮れ時でした。



ここがこの日廻った最後の施設で、ゆっくりとベンチに座って空を観ていました。
まだ青い大気に包まれて空に星は見えないけど、あの向こう側に星があるんだと感じながら。

建物の説明は
東京人 8月増刊 no.271 三鷹発 宇宙への旅→HP の建物説明と天文台の→HPやパンフを参照させていただきました。


三鷹を中心に東京探訪ブログの天体・天文をもうちょっとみたい人はこちらから
→カテゴリー天体・天文(三鷹国立天文台観望会参加日記ほか)

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